2019.11.6
作品のお話しする機会もなかなか無いので
今回は先月に発表しました、アクセサリーをお話をしたいと思います
モノづくりが好きで
構想は色々とあったのですが
今回、ご縁がありコラボアクセサリーを出す事が出来ました
デザイナーであるRukaさんと一緒にライブで演奏する機会があり
Dearest Crownのデザインが好みだったりして
話していく中で、モノづくりへの拘りや、考えを聞く中で意気投合したのがきっかけでした
アクセサリーのノウハウが無いので
イメージを伝えることしか出来ないのですが
ひとつひとつ要望を聞いてもらい
具現化しつつ、アイディアを出してくれたりして
出来上がった作品で
自分一人ではとうてい出来なかった
デザインのラフ画を7月くらいに
ツイッターにアップしてから
随分とかかってしまいましたが
先月末にようやく発表する事が出来ました
どんなものにしようかと
色々と考えていたのですが
ひとめ見て可愛いと思えるモノが良い
小物が良いと思い
今回はチャームを作ることにしました
モチーフは
ハートの中に石が敷き詰められた
"ビジュー"デザイン
ビジューとは
ニューヨークのファッション業界から流行したスタイルで
お財布や小物・ネイルまで取り入れられているものであります
打ち合わせを経て
第一段階のラフ画で送られて来たのが
ギターヘッドの銀パーツにハートが揺れる様に吊るされた「ギミック」でした
動きを出せるということは
ノウハウを知っていないと出てこないものだな、と改めて思い感動しましたね
後に、ギターパーツから動物の耳モチーフも追加され、ピアスの様なホールを空けてチャーム用パーツを溶接してくれました
伝えるイメージや要望をしっかりと具現化してくれたので
形が出来上がるほどに
アイディアが広がっていった感じですね
ヘッド中央には
Hikaruの頭文字"H"のオリジナルロゴが彫刻されているのも
デザイナーさんが今回の為に製作してくれました
アイディアを出し合っている最中
選べる、使い方をアレンジできるものにしていきたい
多様性があるものにしたいという気持ちが出てきたので
チャームだけではなく
ペンダントとしても着用出来る2wayアクセサリーに出来たら
手にとってくれる人も楽しいかと思い
お願いしたところ
イメージでしか伝えられない故に
難題だったようで
知恵を結構、絞ってくれました
もう一度サイズ感を調整し直し
ギターヘッドの横側に5mmの穴を空けてチェーンを通せる構造に成功しました
その際、チェーンが着用時に切れない様、ホール内部の断面も丸みを持たせ、バランスを整えたりもしました
ここまできて、形はほぼ決定
完成へと向かいました
最後に難解だったところが
石選びでした
色鮮やかな石を
指定したサイズで何種類をも探す事は
容易ではなかったようで
元々、素材の拘りが強いブランドさんなので
より良い輝きの色彩様々なストーンを選別する為に
海外の専門店や付き合いの古い問屋さんなどを周り、プライドをもって厳選してくれました
ここに来るまで
難題を引き受けていただいて
改めて、感謝しております
組み立てと仕上げは
最高の状態で届ける為に
日本の職人さんとも緻密に打ち合わせを
重ね
細部まで綺麗に丁寧に作り上げる事が出来ました
手にとって見てもらえると
細やかな仕上がりがより分かると思います
モノづくりへの拘りと信念、プライドを持って取り組めたアクセサリー
熱意に感謝しております
どうやって出来上がっていったか
カタチになっていく行程と共に
お話しをしました
想いも詰まっているので
お話ししたかった次第ですね
様々な行程を経て
縦・横3cm程の立体作品に
たくさんのストーリー、想いを込めて完成したアクセサリー「affettuoso」
みんなに永く愛される存在となりますように
◎Dearest Crown × ひヵる collaboration
「affettuoso」
詳細ページ
https://dearest-crown.shop/
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